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えこみみのブログに慣れるためのブログ

ブログに慣れるためにジャンル考えずに書いていくブログです

株をやっているかどうかで感想が分かれそうな映画「マネーモンスター」(2016)

映画

こんにちは、えこみみです。

映画「マネーモンスター」を観てきました。監督はジョディ・フォスター。俳優の方では名前を知っていましたが、 映画監督もされているんだなと思ってビックリしました。

この映画は、「投資」や「株」に関連しているお話です。株などの知識があるとストーリーはわかりやすいですが、 無くても、ドキドキを感じることができる映画だと思います。

以下、ネタバレを含みそうな内容になりますので、注意してください。

映画のストーリー

 司会者リー・ゲイツジョージ・クルーニー)の軽快なトークと財テク情報で高視聴率を稼いでいるTV番組「マネーモンスター」。番組ディレクターであるパティ(ジュリア・ロバーツ)はセットの陰に潜む不審者に気がつく。突然鳴り響く銃声。犯人(ジャック・オコンネル)が銃を手にリーを人質にとり、番組がジャックされた。

より

扱っている題材は、投資のお話ですが、ストーリーは、生放送の番組がジャックされて、映像がリアルタイムに全世界に放送されている「リアルタイム・サスペンス」。犯人の訴えや事件の中継を通じて、少しずつ「真実」が明らかになってくる。そして、最後は急展開に・・・! そんなお話です。

感想

評価:★★★☆☆(3/5点)

テンポがいい

映画は、上映時間99分と、かなりコンパクトにまとめられた作品です。 そのため、全体的にテンポよく作られています。 番組がジャックされるのもすぐだし、間延びした印象もほとんどありませんでした。 ジャックされたあとの、司会者リーが犯人(カイル)に対して、落ち着かせようと心理戦を働いたり、 裏にいるスタッフや、警官たちのやり取りがシリアスに描かれていて、緊迫感がありました。

また、ジャックの様子が、リアルタイムに全世界に放送されている、という設定も面白かったです。 生放送だから何が起こるかわからない。犯人やリーを撃つ場面を全世界に放送してもいいのか、 などの葛藤が描かれていて、ちょっとした緊迫感を与えていました。

主人公のリーとディレクターのパティがカッコいい

序盤のトークから、軽率な雰囲気を醸しだしている主人公のリーが、 中盤になって徐々に主導権を握りはじめて、最終的には犯人よりも率先していく姿は、 ジョージ・クルーニー自体の魅力ももちろんあるのですが、観ていてカッコよかったです。 終盤の、アイビス社のCEOに対して理路整然と問いかけたり、感情をあらわにするのもよかったですね。

また、番組ディレクターであるパティも、ジャックされた犯人を目の前にしながら、冷静な判断やリーへの指示、 思い切ったやり取りをする場面もあり、惚れぼれしました。 リーとパティの仲も、映画の最初では不仲な様子を見せるのですが、 なんだかんだで信頼し合っているんだな、という感じなのも良かったです。

でも、犯人にはまったく共感できず

一方で、犯人のカイルには、まったく共感できませんでした。

カイルがジャックを企てた理由は、「マネーモンスター」で紹介されたアイビス社の株で、 全財産を失う大損をしてしまったことが発端になっています。 アイビス社は、「株式取引アルゴリズムにバグ(不具合)があったため」と説明しているのに対して、 カイルはそれが信じられず、株の情報操作が意図的に行われているのではないかと訴えるために、 番組をジャックします。

最終的には、この訴えが、アイビス社のCEOの悪事を暴く結果にはなるのですが・・。

このカイルの行動、株をやっている人から見ると、逆恨みもいいところですね。 しかも、カイルが投資に使ったお金が死んだ母親から受け継いだ財産であるところも共感できないポイントです。 株式投資は、基本的に自己責任の世界なので、犯人にはまったく共感できませんでした。

結果的には、アイビス社のCEOが最終的な悪者、という雰囲気で映画は終わるので、 カイルは「騙されて大金を失った上に、銃で撃たれてしまった人」という、 悲劇の人のような印象になってしまうのですが、私の印象は、すべて、自業自得な人でしかなかったです。

犯人の彼女の罵倒に笑った

でも、もしかしたら、あえて「共感できない」ようにしていたのかもしれません。 映画の途中、犯人の彼女がテレビを通じて犯人を説得させようとするシーンがあるのですが、 これが、映画を観ている人の心情を察しているかのような罵倒の嵐で、思わず笑ってしまいました。 犯人の心情を察して、罵倒中にテレビがプツンと切れるのもよかったです。

さいごに

映画としては、コンパクトにまとまって、ドキドキ感も味わえる、シュッとした作品になっていると思います。 展開がやや読めてしまう点や、犯人に共感できないところもありましたが、楽しめる作品だと思います。

Ost: Money Monster

Ost: Money Monster

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